香納諒一 著
「俺たちの仕事は、人を疑うことだ」-拳銃は要らない、同情は敵。捜査に必要なのは、心の襞を辿る指先と人の哀しみを見極める眼だ。タレ込み屋の奇妙な依頼が真相を暴く、幸薄いひとりの女の死。表題作「刹那の街角」をはじめ、運命に翻弄され、いつしか犯罪に巻き込まれていく人々の哀感を、刑事部屋の目を通して描く珠玉の連作七篇。警視庁捜査一課、中本係長率いる通称"中本軍団"の刑事たちが繰り広げる警察小説集。
「BOOKデータベース」より
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