笑いの歌舞伎史

荻田清 著

出雲のお国が京都・五条河原で歌舞伎踊りをはじめて400年。歌舞伎は日本を代表する伝統文化のひとつだけれど、江戸時代にはもっと大衆的で時事的で、笑いだくさんだったはず。近松門左衛門の作品で優男を演じた二枚目・坂田藤十郎は滑稽な演技でも評判を呼び、江戸歌舞伎を代表する市川宗家の「家の芸」、歌舞伎十八番の「外郎売り」だって、役者のまくし立てる「早口言葉」が売り物だった。道化役者はお国の時代に笑いを担った「猿若」にまでさかのぼり、世につれ時につれ、滑稽な仕種のおかしみ、哀しみを秘めた笑い、凄みを帯びた笑い、毒を含んだ笑いなどを演じ分けた。いまは忘れられた「笑い」の側面に着目する、きどらない歌舞伎の歴史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 猿若から道外(道化)へ
  • 第2章 元禄期の道外
  • 第3章 やつしのおかしみ
  • 第4章 並木正三と俄
  • 第5章 並木五瓶と俄
  • 第6章 上方の滑稽劇と三代目中村歌右衛門
  • 第7章 道頓堀の笑いの王者
  • 第8章 鶴屋南北の滑稽
  • 第9章 狂言の歌舞伎化

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 笑いの歌舞伎史
著作者等 荻田 清
書名ヨミ ワライ ノ カブキシ
書名別名 Warai no kabukishi
シリーズ名 朝日選書 759
出版元 朝日新聞社
刊行年月 2004.9
ページ数 240, 8p
大きさ 19cm
ISBN 402259859X
NCID BA68529179
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全国書誌番号
20680805
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言語 日本語
出版国 日本
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