山口研一郎 著
本書で扱うのは、「脳」をめぐる負の側面である。その作業は、私たちが直面する社会の現実を浮き彫りにし、今なぜこれほど多くの人々が脳(心)を病んでいるのかという問いに何らかの示唆を与えてくれるだろう。そのために「脳の受難」を表すことが、本書の最も大きな目的である。その一方で、脳を傷めつけられ差別されながら力強く生き抜こうとしている人、それを支える人々の姿をも鮮明に写し出す。「脳の受難に立ち向かう人々」を描くことも本書の主要なテーマである。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ