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文学と悪
ジョルジュ・バタイユ 著 ; 山本功 訳
[目次]
- まえがき / 1
- エミリ・ブロンテ / 4
- エロチスムとは、死を賭するほどまでの生の讃歌である / 6
- 少年時と理性と悪 / 8
- エミリ・ブロンテと背反 / 14
- 文学と自由と神秘的体験 / 19
- 悪の意味 / 26
- ボードレール / 29
- 人間は、みずから自分を断罪するのでないかぎり、自分を徹底的に愛することはできない / 29
- 行動性の散文的な世界と詩の世界 / 36
- 詩は、ある意味では、つねに詩の反対物である / 44
- ボードレールと不可能の彫像 / 49
- 『悪の華』の歴史的な意味づけ / 54
- ミシュレ / 65
- 供犠 / 67
- 呪術と黒ミサ / 74
- 善と悪、「価値」、およびミシュレの生涯 / 78
- ウィリアム・ブレイク / 82
- ウィリアム・ブレイクの生涯と作品 / 83
- 詩の至高性 / 89
- ユングの精神分析学によるブレイクの神話世界の解明 / 93
- 悪の照明としての『天国と地獄との結婚』 / 99
- ブレイクとフランス革命 / 110
- サド / 118
- サドとバスティーユ占領 / 121
- 自己破壊の意志 / 126
- サドの思想 / 128
- サドの狂熱 / 137
- 狂奔から明晰な意識へ / 142
- サドの宿命の詩 / 151
- プルースト / 153
- 真理と正義とへの愛とマルセル・プルーストの社会主義 / 153
- 道徳律への背反に結びつく道徳 / 158
- 罪悪としてのエロチスムに立脚する快楽 / 163
- 正義と真理と情熱と / 170
- カフカ / 174
- 「カフカを焚刑に処すべきか」 / 174
- カフカと「約束の地」と革命社会 / 176
- カフカの完全な小児性 / 178
- 子供らしい状況の固持 / 182
- フランツ・カフカのたのしげな世界 / 190
- 少年時の幸福な横溢感は、死という至高の自由の動きのなかで、ふたたび見いだされる / 196
- 共産主義者たちの非難の正当化 / 198
- しかしカフカ自身は協調的である / 201
- ジュネ / 202
- ジュネとサルトルのジュネ論 / 202
- 悪への無条件の献身 / 206
- 至高性と悪の聖性 / 209
- 裏切りと下劣な悪とへとむかうずれ行き / 217
- 無際限な背反の袋小路 / 222
- 実現不可能な霊的交通 / 226
- ジュネの失敗 / 234
- 非生産的な消費と封建的な社会 / 238
- 自由と悪 / 241
- 真正の霊的交通とすべて「存在するもの」の不可入性と至高性 / 243
- 裏切られた至高性 / 248
- 訳者あとがき / 255
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
文学と悪 |
著作者等 |
Bataille, Georges
山本 功
ジョルジュ・バタイユ
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書名ヨミ |
ブンガク ト アク |
シリーズ名 |
現代文芸評論叢書
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出版元 |
紀伊国屋書店 |
刊行年月 |
1959 |
ページ数 |
258p |
大きさ |
20cm |
NCID |
BN01004396
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全国書誌番号
|
59005351
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言語 |
日本語 |
原文言語 |
フランス語 |
出版国 |
日本 |
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