神森智 ほか編著
簿記は財務諸表の作成にいたるプロセスを扱う。そして、現在の、われわれの住む社会における制度であり、また、慣習としての企業会計は、まさに財務諸表を中心として展開する。現在の複式簿記は、経済の歴史のなかにあって、人間によって作られた財務諸表制度の基礎として、それと一体となってこそ存在する。このことは、複式簿記のもつ歴史的、制度的な特性であるということができるであろう。本書では、複式簿記を、このような、制度として企業会計のなかに位置づけてとらえることとした。
「BOOKデータベース」より
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