張形と江戸をんな

田中優子 著

現在の日本人がイメージする「張形」は、男性が女性に対して使う好事家的な性具(バイブレータ)であろう。しかし著者は、そうした意識の背景には女性には欲望はなく受身で、自慰もしないという「西欧近代的な性神話」が影を落としているという。一方、浮世絵春画の世界では、女たちは自らの性欲の解消に張形を積極的に使っている。だがこの世界でも、張形は女性への攻め具に変わっていく。本書は世界的にも稀有な江戸期の張形文化の変遷を、女性の視点で春画の図像・詞書を通じて読み解く性文化論である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 欲望の発露(錦の袋にはいった「女の性」
  • 女の性欲と張形文化 ほか)
  • 2 快楽の追及(奥女中の性を描いた『床の置物』
  • 数字をめぐるおかしさ ほか)
  • 3 開放感の伝播(性愛の先進地・上方の張形
  • 京に遅れをとった江戸の張形 ほか)
  • 4 好事家の世界へ(変貌する張形の用途
  • 女のマスターベイションを描く文化 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 張形と江戸をんな
著作者等 田中 優子
書名ヨミ ハリガタ ト エド オンナ
書名別名 Harigata to edo onna
シリーズ名 新書y
出版元 洋泉社
刊行年月 2004.3
ページ数 186p
大きさ 18cm
ISBN 4896918045
NCID BA66668979
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全国書誌番号
20570337
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言語 日本語
出版国 日本
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