佐野誠 著
本書は、カール・シュミットの近代啓蒙批判を、シュミットが影響を受けた、あるいは論敵であった思想家、とりわけマックス・ヴェーバーの学問論や法・政治論との比較を通じて、またナチスの反ユダヤ主義や安楽死計画との関連を通じて浮き彫りにする。更に近代啓蒙批判とナチズムの病理・野蛮性との思想史的連関性を詳細に描き出し、近代の生態を複眼的な視角から解明、後世への歴史的教訓を我々に突き付ける。
「BOOKデータベース」より
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