田島英一 著
上海が九〇年代に急成長したのはなぜか。上海は古来、漢民族が定住する中央の大陸世界と、貿易が盛んな南方の海洋世界とを繋ぐ、文明の交差点だった。本書は、その歴史をひも解き、人材や資本が流入する街と人の魅力を探る。ホームレスの身から巨万の富を築いた浙江商人。企業の生産拠点を移しつつある台湾人。租界時代さながらに進出する外国資本…。外来文化を取り入れ、ボーダレスなネットワークを築く上海人。その開け放たれた可能性を気鋭の中国研究者が読み解く。
「BOOKデータベース」より
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