幸田露伴と明治の東京

松本哉 著

明治を代表する文豪・幸田露伴。その名作の数々も、現代では退屈な古典となってしまったのだろうか。いや、露伴の汲めども尽きない面白さは、いまなお新鮮であり、なんとも切ない懐かしさを覚えるのだ-。代表作『五重塔』の舞台となった日暮里の谷中霊園、生誕の地である現在の上野アメ横、人生の半ばを過ごした向島、隅田川近辺など、露伴ゆかりの地を訪ね歩き、作品の読みどころを紹介。学歴とは無縁、独学で一時代を築いた「明治の教養人」の魅力にませる。文章と風景画で綴った新しい文学案内の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 燃えた五重塔
  • 第2章 閉ざされた文豪
  • 第3章 こころざしの背景
  • 第4章 デビュー作『露団々』
  • 第5章 旅と風流
  • 第6章 時代の一端
  • 第7章 江戸から明治の男の一生
  • 第8章 川べりの蝸牛庵跡
  • 第9章 水の東京
  • 第10章 露伴と永井荷風

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 幸田露伴と明治の東京
著作者等 松本 哉
書名ヨミ コウダ ロハン ト メイジ ノ トウキョウ
シリーズ名 PHP新書
出版元 PHP研究所
刊行年月 2004.1
ページ数 270p
大きさ 18cm
ISBN 456963348X
NCID BA64941385
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全国書誌番号
20541476
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言語 日本語
出版国 日本
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