金柄徹 著
一方でかつての家船がすべて「陸地定着」し、伝統的な生活様式を放棄したにも関わらず、他方で豊島の家船漁民が近代以降新しく「出現」し、現在もなおその多くが先端テクノロジーを駆使しながらも家船生活を続けていることを可能とした背景・条件は果たして何であろうか。そして、彼らによる現代における「家船生活」とは果たして如何なるものであろうか。彼らの出現の歴史的過程と現代社会における様々な適応戦略を実証的に検討することで、このような疑問を究明してみることが本書の目的である。
「BOOKデータベース」より
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