日本の童貞

渋谷知美 著

女性からは「オタクっぽい」「不潔」と蔑まれ、医学者からは「包茎だから」「パーソナリティが未発達」と病人扱い。初体験を済ませたら一刻も早く忘れ去りたい、そして未経験なら隠していたい-だが、そんな「童貞」も一九二〇年代にはカッコいいと思われていた。戦前から戦後にかけての童貞にまつわるイメージの変遷のなかに、恋愛とセックスが強固に結びつき、男が女によって値踏みされるようになった日本社会の、性観念の変化を読みとる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 「新妻にささげる贈り物」としての童貞-一九二〇年代の学生たち
  • 第2章 童貞のススメ-男の性の問題化と医療化
  • 第3章 貞操の男女平等の暗面-「花柳病男子拒婚同盟」への反応
  • 第4章 女の童貞、男の童貞-「童貞」という言葉の変遷
  • 第5章 「恥ずかしいもの」としての童貞-戦後の雑誌言説
  • 第6章 シロウト童貞というカテゴリー-「恋愛の自由市場」の一側面
  • 第7章 「やらはた」の誕生-童貞喪失年齢の規範化
  • 第8章 マザコン・包茎・インポ-童貞の病理化
  • 第9章 「童貞は見てわかる」-童貞の可視化
  • 第10章 童貞の復権?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本の童貞
著作者等 渋谷 知美
書名ヨミ ニホン ノ ドウテイ
書名別名 Nihon no dotei
シリーズ名 文春新書
出版元 文藝春秋
刊行年月 2003.5
ページ数 269p
大きさ 18cm
ISBN 4166603167
NCID BA62128583
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全国書誌番号
20409597
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言語 日本語
出版国 日本
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