環境の倫理学

山内廣隆 著

周知のように、ドイツは環境先進国であるが、これまで日本に導入されてきたのは、例えば『ファクター4』など、現象面だけに偏っていた。だが、「環境先進国」には「環境先進国」たるべき哲学が存在する-。本書では、わが国でこれまでほとんど論じられることのなかったドイツ古典哲学や現代ドイツの「実践的自然哲学」から地球環境問題を議論していく。哲学史を踏まえながら基本問題を哲学の土俵上で議論する「新しい環境倫理学」の始まり。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 環境倫理学を考える前に
  • 地球環境問題とは
  • 地球環境問題は存在しないのか
  • ディープ・エコロジー
  • ディープ・エコロジー再考
  • 合意形成について
  • ドイツ観念論の政治哲学
  • 新たな合意形成へ向けての政治哲学的基礎
  • 具体的な合意事項
  • レオ・シュトラウスの政治哲学における近代
  • ジープのコスモス倫理学
  • 環境倫理学はどこへ向かうか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 環境の倫理学
著作者等 山内 広隆
山内 廣隆
書名ヨミ カンキョウ ノ リンリガク
シリーズ名 現代社会の倫理を考える / 加藤尚武, 立花隆 監修 第11巻
出版元 丸善
刊行年月 2003.3
ページ数 176p
大きさ 19cm
ISBN 4621072072
NCID BA61408835
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全国書誌番号
20407114
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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