江崎誠致 著
兵士が書きつづった、けだかく、うつくしく、心あらわれる日本語の魅力。フィリピンの戦場で無数の戦友の死体を目撃した著者は、ふたたび生命をもつことのない死体が、今なお「私の中に生きている事実を、書きしるしておきたかった」と述懐し「打ち棄てられた死体にも、死者の生涯はある」と死者への万感の思いを一本の筆に託する感動のロングセラー。直木賞受賞作。
「BOOKデータベース」より
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