文化経済学入門

デイヴィッド・スロスビー 著 ; 中谷武雄, 後藤和子 監訳

「文化」と「経済」。今まで相反するものと思われがちだった両者の関係を捉え直し、これからの企業や非営利組織のあり方、政府や自治体の経済・文化政策のあり方を研究する新しい知の潮流-それが文化経済学である。本書は、価値の理論という基礎的な領域から筆を起こし、経済発展における文化の役割を経済学の手法を用いて分析。そのうえで、経済的価値と文化的価値の両面を併せ持つ「文化資本」という概念を提示し、それが持続可能な発展というパラダイムのなかで、いかなる可能性を持ちうるかを論じていく。「モノの豊かさ」から「心の豊かさ」への転換が求められる今、都市再生や新産業創出の新たなアプローチとして、研究者のみならず企業人や政策担当者らの幅広い注目を集める文化経済学の考え方を、斯界の第一人者が体系的に解説した待望の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 序章
  • 2 価値の理論
  • 3 文化資本と持続可能性
  • 4 経済発展と文化
  • 5 文化遺産の経済的側面
  • 6 創造性の経済学
  • 7 文化産業
  • 8 文化政策
  • 9 終章

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 文化経済学入門
著作者等 Throsby, C. D
中谷 武雄
後藤 和子
Throsby David
スロスビー デイヴィッド
書名ヨミ ブンカ ケイザイガク ニュウモン : ソウゾウセイ ノ タンキュウ カラ トシ サイセイ マデ
書名別名 Economics and culture

創造性の探究から都市再生まで
出版元 日本経済新聞社
刊行年月 2002.9
ページ数 317p
大きさ 20cm
ISBN 4532350050
NCID BA58499027
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20320147
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想