栗原成郎 著
北方の森の民スラヴ人にとっての「異界」とは、キリスト教以前の異教的色彩を色濃く残した世界である。夜ごと訪れる亡者や家の精ドモヴォイたちは現代ロシア人の意識の深層に今も息づいている。そして死神や地獄の生々しい絵図、ロシア思潮の根底に流れる霊や終末のイメージを織り込みながら、世界樹へとつながる壮大な宇宙へと誘う。
「BOOKデータベース」より
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