V.S.ナイポール 著 ; 永川玲二, 大工原彌太郎 訳
二〇〇一年度のノーベル文学賞を受賞したトリニダード・トバゴ出身の英語作家V・S・ナイポール。氏の本邦初選集の第一巻としてデビュー作であり、文字どおり出世作ともなった『神秘な指圧師』(一九五七年)を贈る。本作は英国で優れた若手に与えられるジョン・ルウェリン・リース記念賞を受賞した。出身地トリニダード島を舞台に指圧師ガネーシュという奇妙な人物を中心に植民地社会の滑稽な人物模様を描く自伝的な小説である。
「BOOKデータベース」より
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