"どんでん返し"の科学史 : 蘇る錬金術、天動説、自然発生説

小山 慶太【著】

ありふれた金属から金や銀を作り出そうとする錬金術。ニュートンすらその魅力に取り憑かれていたが、元素の概念が普及すると荒唐無稽だと退けられた。だが20世紀になると物理学者ラザフォードが「新しい錬金術」と称した物理学の進展によって、今では自在に元素の変換が可能になった。天動説、不可秤量物質、エーテル、自然発生説など、一度は否定され、別の視点から復活するトピックに注目して描かれる、もう一つの科学史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1章 蘇る錬金術(奇妙な貴族の紋章
  • 『新しい錬金術』 ほか)
  • 2章 転変をつづける宇宙像(天動説と地動説の相似性
  • 天動説は高度な数学理論 ほか)
  • 3章 復活した不可秤量物質(熱の担い手、カロリック
  • ブラックの熱容量と潜熱 ほか)
  • 4章 回帰する生命の自然発生説(一九世紀に発展を遂げた生物学
  • 微生物の発見 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 "どんでん返し"の科学史 : 蘇る錬金術、天動説、自然発生説
著作者等 小山 慶太
書名ヨミ ドンデンガエシノカガクシ : ヨミガエルレンキンジュツテンドウセツシゼンハッセイセツ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論新社
刊行年月 2018.2.25
ページ数 218p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102476-3
NCID BB25597505
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言語 日本語
出版国 日本
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