塩野七生 著
権謀術数の代名詞とされる男、マキアヴェッリ。しかし彼は、それほど単純な言葉でくくられる人物ではなかった。-フィレンツェ共和国の外交書記官として当時の権力者たちと渡り合い、権力の本質とは何かを体得し、近代政治学の先駆とされる『君主論』を著す。その冷酷無比なるイメージとはかけ離れた、イタリア・ルネサンスの終焉を真摯に見つめ続けた人間味溢るる実像を、愛情をもって克明に描き出した、塩野ルネサンス文学の集大成ともいえる大作。
「BOOKデータベース」より
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