「明治」という国家

司馬遼太郎 著

「明治」は、清廉な"公"感覚と、道徳的緊張=モラルをもっていた。維新を躍進させた坂本龍馬、国家改造の設計者・小栗忠順、旧国家解体と新国家設計の助言者・勝海舟と福沢諭吉、無私の心をもち歩いていた巨魁・西郷隆盛-。国民国家形成を目指した"明治の父たち"は真に偉大だった。どのように偉大だったのか?偉大さはどこから来たのか?歴史小説で日本人の明治観の基礎をつくった国民作家が、人類普遍の遺産としての「明治国家」を清冽な筆致で綴る。著者畢生の日本論にして鮮明な日本人論、一巻本で登場!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ブロードウェイの行進
  • 徳川国家からの遺産
  • 江戸日本の無形遺産"多様性"
  • "青写真"なしの新国家
  • 廃藩置県-第二の革命
  • "文明"の誕生
  • 『自助論』の世界
  • 東郷の学んだカレッジ-テムズ河畔にて
  • 勝海舟とカッテンディーケ-"国民"の成立とオランダ
  • サムライの終焉あるいは武士の反乱
  • 「自由と憲法」をめぐる話-ネーションからステートへ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「明治」という国家
著作者等 司馬 遼太郎
書名ヨミ メイジ ト イウ コッカ
シリーズ名 NHKブックス 1249
出版元 NHK
刊行年月 2018.1
版表示 新装版
ページ数 341p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-14-091249-2
NCID BB25315352
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全国書誌番号
23011535
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言語 日本語
出版国 日本
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