裁判の原点

大屋雄裕 著

それぞれが異なる意見を持つ社会で、一定の結論をつける手段である裁判。その権力を私たちはどう扱えばいいのか。指標となってきた判例がもたらした変化、そしてその価値を、法学者の目を通して、一挙に学ぶ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序文 裁判は正義の実現手段ではない
  • 第1章 裁判は政策を問う手段ではない-違憲立法審査権と権利侵害
  • 第2章 日本の裁判所は消極的ではない-中古ゲーム訴訟と判例法理
  • 第3章 裁判所は万能ではない-定数是正訴訟と救済の限界
  • 第4章 権威は絶対的ではない-司法政治論と民主的正統性
  • 第5章 国会はピラミッドではない-政策形成訴訟と立法の氾濫
  • 第6章 裁判は手段であって目的ではない-訴訟の機能を支えるもの
  • 第7章 政治は私的利害の追求(だけ)ではない-議員立法と少数者の人権保障
  • 第8章 民主政に「銀の弾丸」はない-国民主権と司法の役割
  • おわりに 正義とは正しさではない

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 裁判の原点
著作者等 大屋 雄裕
書名ヨミ サイバン ノ ゲンテン : シャカイ オ ウゴカス ホウガク ニュウモン
書名別名 社会を動かす法学入門
シリーズ名 河出ブックス 109
出版元 河出書房新社
刊行年月 2018.1
ページ数 239p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-309-62509-6
NCID BB2531699X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
23006724
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想