異種移植とはなにか : 動物の臓器が人を救う

デイヴィッド・クーパー, ロバート・ランザ 著 ; 山内一也 訳

移植を待つ人の苦しみは計り知れない。移植までの時間はときに数年に及び、間に合わず助からないこともある。臓器移植はこれまで多くの人の命を救ってきたが、救いきれない人の数はあまりにも多い。問題は提供される臓器が不足していることなのだ。本書では、臓器不足を抜本的に解決する技術として、動物の臓器・細胞を人へ移す「異種移植」を解説する。拒絶反応を回避する方策はあるのか?危険性は?医療経済への影響は?倫理的な問題はどう考えるのか?21世紀の医学革命となるであろう異種移植を、多面的に、そして丁寧に紹介する。この医療は、拒絶という免疫系の働きを解き明かす、基礎医学の大きな挑戦でもある。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 夜間勤務制度の終わり-臓器移植の今日と明日
  • 動物の魅力-臓器移植の世界での需要と供給
  • イカロスから最初の心臓移植まで-種のギャップを埋めようとした人間の初期の試み
  • 動物はみな平等、しかしあるものたちはほかよりも近しい-ドナーの選択
  • 免疫寛容ゼロ-動物の臓器の拒絶
  • スプーン一杯の砂糖-拒絶の阻止
  • 「ヒト化」されたブタ-ドナーの遺伝子の操作
  • 免疫学の聖杯を求めて-免疫学的寛容
  • 糖尿病からアルツハイマー病まで-ちがうのは細胞
  • 異種移植の不協和音-移植された臓器は働くだろうか?
  • 最高度の危険区域-エイズのような流行のおそれ
  • モルモット-最初の患者の選択
  • 動物にとっての権利/正義と人の不正-倫理的考察
  • 公衆の保護-政府の規則と安全対策
  • 審判の日-考えられる法的問題
  • 究極の子ブタ銀行-動物臓器の移植と保健経済
  • 課題を伴う未来像

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 異種移植とはなにか : 動物の臓器が人を救う
著作者等 Cooper, D. K. C.
Cooper, David K. C
Lanza, R. P.
Lanza, Robert Paul
山内 一也
Cooper David K.C.
Lamza Robert P.
ランザ ロバート・P.
クーパー デイヴィッド・K.C.
書名ヨミ イシュ イショク トワ ナニカ : ドウブツ ノ ゾウキ ガ ヒト オ スクウ
書名別名 XENO

Ishu ishoku towa nanika
出版元 岩波書店
刊行年月 2001.9
ページ数 357, 15p
大きさ 20cm
ISBN 4000050451
NCID BA53793311
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全国書誌番号
20204828
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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