内乱の政治哲学

神崎繁 著

プラトン、ホッブズ、シュミット、ハイデガー…政治と哲学の臨界。哲学はどこまで政治を語りうるか。その臨界点に立って、最期の際まで思考した碩学の遺稿!中畑正志「「解題」のかわりに」、熊野純彦「思想史家としての神崎繁」を付す!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 内乱の政治哲学-プラトンとホッブズにおける"アムネスティー"(「和解を前提した内乱」-「理想国家」における「内乱」
  • 「内乱」における記憶と忘却-「悪の記憶の禁止(me mnesikakein)」をめぐって
  • 謀叛人・ソクラテスと「内乱」-「理想的な僭主」?
  • 友/敵としての自己-「魂とポリスのアナロジー」
  • "魂=国制"の内乱学から"身体=政体"の機械学へ-ホッブズにおける「内戦」とその抑止)
  • 第2部 「始まりの制圧」に向けて-「思慮(φρ'ονησιζ)」//「賢慮(prudentia)」、「良知(synderesis)」//「良心(conscientia)」(「思慮(φρ'ονησιζ)」の「目的」への関わり
  • 「フロネーシス」と「良知」、「良心」
  • 「一つの不在の現前」-「ストア派」の欠落について)
  • 補論 アリストテレスの子供たち-ヘーゲル・マルクス・ハイデガー(ヘーゲル
  • マルクス
  • ハイデガー)

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この本の情報

書名 内乱の政治哲学
著作者等 神崎 繁
書名ヨミ ナイラン ノ セイジ テツガク : ボウキャク ト セイアツ
書名別名 忘却と制圧
出版元 講談社
刊行年月 2017.10
ページ数 330p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-06-220829-1
NCID BB24766720
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全国書誌番号
22968602
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言語 日本語
出版国 日本
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