不安定な自己の社会学

片桐雅隆 著

本書は、現代社会における自己の個人化という現象を認知社会学の視点から考察し、個人化が一様ではなく時代や社会によってさまざまな顔を呈してきたことを明らかにする。はたして個人化の拡張は社会の消失を招くか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 個人化とは何か
  • 第1部 個人化の全体像(個人化と社会の消失-私化・心理化・再帰的個人化をめぐって
  • 心理化の現代的展開
  • 心理化の歴史過程-心理化の起源を求めて
  • 戦後の日本における個人化)
  • 第2部 自己像の変容(人間関係の感情意識化-心理化のもう一つの側面
  • 自己の同一性とその不安定化-個人化と物語論の視点から)
  • 単線的な個人化を超えて-ナショナリズムとコスモポリタニズム

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 不安定な自己の社会学
著作者等 片桐 雅隆
書名ヨミ フアンテイ ナ ジコ ノ シャカイガク : コジンカ ノ ユクエ
書名別名 個人化のゆくえ
シリーズ名 叢書・現代社会のフロンティア 26
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2017.10
ページ数 249,19p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-623-08101-1
NCID BB24702896
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全国書誌番号
22968957
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言語 日本語
出版国 日本
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