海女たちの四季

田仲のよ 著 ; 加藤雅毅 編

本書は現代の海と土に生きる女性の記録である。つねに自らを駄海女といいつづける著者の謙虚な眼は、長い歴史を持つ海女の村の生活と文化、生産と民俗を素直、的確にとらえており、淡々と語られるその苦闘の体験はわれわれの心を強く打つ。重油に汚されつつ見事に立ち直る房総の海、さまざまな不幸に負けずたくましく生きる海女の生涯。危機に直面した、自然と人間の未来に対する希望と勇気とを、本書はわれわれに与えてくれる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 春磯の頃
  • 目が出て鼻の出ない商売だよお
  • 小屋へコネェバ、息ハツェネェ
  • 海女の"テンシャ日"ってないもんだ
  • 突きん棒のふるさと、半後家のむら
  • 白間津海女仲間
  • 喜八のトンビ
  • 米でも花でも負けねえよお
  • 海女たちの戦争体験
  • 浜隠居に生まれ、喜八の嫁になった
  • 白間津は信仰の厚い土地です
  • あしたの海

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 海女たちの四季
著作者等 加藤 雅毅
田仲 のよ
書名ヨミ アマタチ ノ シキ : ボウソウ アマ ノ ジジョデン
書名別名 房総海女の自叙伝
出版元 新宿書房
刊行年月 2001.4
版表示 新版
ページ数 257p
大きさ 20cm
ISBN 4880082708
NCID BA51839353
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20200158
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想