浅野裕一 [著]
生涯のほとんどを無位無官で流浪した一介の匹夫・孔子。夢破れた男の妄執が、「受命なき聖人」の神話を生んだ。時に体制擁護のイデオロギーとして利用され、時に苛酷に弾圧されながら、その底に流れるルサンチマンは二千年余りの間、払拭されることはなかった。東アジア世界の精神的紐帯として機能してきた宗教の本質を抉り、そのイメージを一新する。
「BOOKデータベース」より
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