入門ユダヤ思想

合田正人 著

ディアスポラ以降、世界中に散り散りとなり、それでもなお一つの「民族」という名のもとに存続しつづけてきたユダヤ。彼らは、現実の地上において安定した土地を見いだすことはできず、また自分の内面においてもアイデンティティを見いだすことはできない宿命にあった。そのため、彼らは歴史の中で、混乱と分裂と抗争の種となり、社会の不安や憎悪を掻き立ててもきた。そうした中で、ユダヤはどのように、自分たちを世界内に位置づけようとしてきたのか?本書では、そうしたユダヤ思想を知ることのできる主要な書物を追いながら、その核心へ踏み込んでいく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 答えは風に揺れている
  • 第1章 起源-どこから来たのか?
  • 第2章 異境-どこにいるのか?
  • 第3章 市民-何に属するのか?
  • 第4章 エコノミー・ポリティック-何を為しているのか?
  • 第5章 言語-何を表出しているのか?
  • 第6章 ユートピア-何を欲望しているのか?
  • 終章 無限の標べのように

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 入門ユダヤ思想
著作者等 合田 正人
書名ヨミ ニュウモン ユダヤ シソウ
シリーズ名 ちくま新書 1272
出版元 筑摩書房
刊行年月 2017.8
ページ数 259p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06979-5
NCID BB24192574
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22955812
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想