私の東京地図

小林信彦 著

下町に生まれ、和菓子屋の十代目を継ぐべき人間だったが、空襲で焼けだされ、山の手に移り住んだ。それからずっと東京の街を見てきたが、なじみの映画館やレストラン、洋服屋はかなり姿を消し、どんどん変わってゆく。昔の東京はもはや映像や写真の中にしかない。記憶の中にある風景を思い浮かべ、重ね合わせながら歩く。東京の今と昔が交錯するエッセイ集。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 東京駅から始まる
  • 粋筋の香りを残す-赤坂
  • 道からの変貌-青山
  • 静かな住宅街から盛り場へ-表参道
  • 雑然とした日本の象徴-渋谷
  • 映画館の町だった-新宿
  • 都内最大の米軍基地だった-六本木
  • 旧山の手人が集う-恵比寿・目黒
  • 東京らしい風景が残っている-日比谷・有楽町
  • 橋だけが残った-日本橋
  • 変わらない町並みと不確かな記憶-銀座
  • 古本と映画の町-町田
  • 生れた町のこと-両国
  • いまは下町の代表地区-人形町
  • 川の向こうとこっち側の違い-深川
  • 暗いイメージの土地に…-本所
  • 南の果て-品川
  • 東京はまだ"普請中"
  • 私の東京物語

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 私の東京地図
著作者等 小林 信彦
書名ヨミ ワタシ ノ トウキョウ チズ
シリーズ名 ちくま文庫 こ4-21
出版元 筑摩書房
刊行年月 2017.7
ページ数 254p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-43450-0
NCID BB24022097
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全国書誌番号
22938191
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言語 日本語
出版国 日本
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