私にとっての憲法

岩波書店編集部 編 [著]

施行から70年。私たちはこの憲法をどれだけ使いこなし、その理念を自分たちのものにすることができたのか。自身の憲法体験、自らの憲法観、憲法を活用するためのヒント、改憲をはじめとする憲法論議への提言、憲法をめぐる深い洞察等々、さまざまなジャンルで活躍する53人の発言。巻末には日本国憲法全文を収録。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1(理念は力を持っている(坂本龍一)
  • 想いをつなぐ(竹下景子) ほか)
  • 2(学校、職場、そして報道の現場で、いま(永井愛)
  • 変えるべきは社会(仁藤夢乃) ほか)
  • 3(宛先はどこなのか(熊谷晋一郎)
  • おかっぱとヘアゴムの「尊厳」(黒澤いつき) ほか)
  • 4(ガラス細工の至宝(笙野頼子)
  • 憲法に責任を押しつける前に(PANTA) ほか)
  • 5(多様性の器としての憲法(平野啓一郎)
  • 未来へ向けた人民のための導きの星として(原寿雄) ほか)
  • 6(立憲国家のメルトダウン(西谷修)
  • 無題(鹿島徹) ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 私にとっての憲法
著作者等 岩波書店
岩波書店編集部
書名ヨミ ワタクシ ニ トッテ ノ ケンポウ
出版元 岩波書店
刊行年月 2017.4
ページ数 266p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-00-061199-2
NCID BB23562576
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全国書誌番号
22907360
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
"護憲"はゴールじゃない 高遠菜穂子
SFでもなく、絵に描いた餅でもなく 小谷真理
「この国の依って立つところ」を皆で考える 佐藤芳之
「われら」の内と外の結界で 仲里効
「押し付け憲法論」は無用ではないか 米倉明
「日本国憲法の精神」を蘇生させるために 池内了
「無戸籍の日本人」と憲法 井戸まさえ
いまは憲法改正を議論する時期ではない 丹羽宇一郎
おかっぱとヘアゴムの「尊厳」 黒澤いつき
この子は一目で私がわかったんだよ 田中美津
どのようにして「自らのものとして」持つのか 白井聡
ふたつの憲法危機を体験して 石田雄
ガラス細工の至宝 笙野頼子
ガンバレニッポン、ガンバレニッポン 比嘉慂
人権を持たなかった女たちの本音から生まれたもの 北原みのり
会社法弁護士がなぜ一人一票訴訟に取り組むか 久保利英明
信教の自由、政教分離をどう捉えるか? 島薗進
個人も家族も国家のため? 山口智美
元海軍航空隊員として、歴史家として 色川大吉
免田栄さんの黒髪 佐藤直子
六時二秒前 久米宏
同性愛者と「日本国民」 尾辻かな子
国民の自由と俳優の自由 坂手洋二
地方自治の視点で憲法改正を論ず 片山善博
堂々と九条の明文改正を問うべき 山崎拓
変えるべきは社会 仁藤夢乃
多様性の器としての憲法 平野啓一郎
姓は「日本国」、名は「憲法」 松元ヒロ
学校、職場、そして報道の現場で、いま 永井愛
宛先はどこなのか 熊谷晋一郎
想いをつなぐ 竹下景子
憲法と「政治」の発見 岡田憲治
憲法に責任を押しつける前に PANTA
憲法は「スローガン」ではなく、「武器」である 想田和弘
憲法は使うもの 保坂展人
憲法九条の心は明治にもあった 伊東光晴
憲法前文の勢いについて 藤原辰史
日本国憲法はグローバル時代の救世主 浜矩子
未来へ向けた人民のための導きの星として 原寿雄
歴史の上に立ち、憲法の精神を活かす 保阪正康
沖縄人〈ウチナーンチュ〉の私の日本国憲法 親川志奈子
渡れなかった道 赤川次郎
無視してはならない憲法九条の世界史的意義 西原春夫
無題 鹿島徹
理念は力を持っている 坂本龍一
私の憲法と学習権 大田堯
空文と化した憲法九条の戦争放棄条項 西山太吉
立憲国家のメルトダウン 西谷修
第九条のこと 半藤一利
自然物としての憲法 内田樹
記憶と政治、尊厳と憲法 岡野八代
諸悪の根源は日本国憲法……なのか? 鈴木邦男
飾っておくものではなく、差別を解消するツールとして 打越さく良
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