理想の住まい

オギュスタン・ベルク 著 ; 鳥海基樹 訳

自動車社会の到来とともに、都市の人々はこぞって郊外に家を求め、今や地球環境を脅かす問題を引き起こしている。人はなぜそれほどまでに郊外脱出を望んだのか?その根源には『桃花源記』に遡る隠遁への憧れがあった-。東西の古典・近代思想を縦横に逍遥し、近代郊外住宅の理想が現れた過程と人間の存在基盤への影響を浮彫りにする。「KYOTO 地球環境の殿堂」第8回殿堂入りを果たしたオギュスタン・ベルク氏による都市論の集大成。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 流れる風(=風流)
  • 第1部 中国(遊仙
  • 城外隠遁
  • 風景の誕生)
  • 第2部 日本(廬山を京都に移送する
  • 茶室からファスト風土へ
  • 郊外への脱出)
  • 第3部 地球/世界(田園拡散都市の機械学
  • 無基底の世界)
  • エピローグ 栗林にて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 理想の住まい
著作者等 Berque, Augustin
鳥海 基樹
ベルク オギュスタン
書名ヨミ リソウ ノ スマイ : イントン カラ サップウケイ エ
書名別名 Histoire de l'habitat ideal

隠遁から殺風景へ
シリーズ名 環境人間学と地域
出版元 京都大学学術出版会
刊行年月 2017.1
ページ数 482p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-8140-0051-7
NCID BB22915998
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22843654
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想