人生を前向きに「諦める」仏教の智恵。「諦める」は、最後までやらずに途中で投げ出すという意味で使われがち。でも、仏教では、必ずしもネガティブな言葉ではなく、物事の本質を明らかにする、つまり「明らめる」の意味を含めた前向きな言葉なのです。悩みや境遇、負の感情などを積極的に「諦める」ことで、心の重荷は軽くなり、新たな一歩を踏み出すことができ、人生は好転するのです。大ベストセラー『般若心経、心の「大そうじ」』のほうげん和尚が、「あきらめ」がつかない悩める現代人に向けて、煩悩を静める仏教の智恵をやさしく指南。
「BOOKデータベース」より