浅野裕一 著
天空の超越神=上天・上帝と、闇に潜む敗者の神々=鬼神たち、そして暗黒の地母神として出現した老子の「道」-神々の闘争と融合と交替の劇が精神史に刻んだものとは何か。諸思潮が混淆する古代中国の思想地図に、くっきりと航跡を残す老子・黄老・道教の系譜。宇宙生成神話を持ち、自然と無為を説くその特異な思想は、何を起源とし、どんな運命をたどったのか。『老子』の道の挑戦は、勝ったのか、敗れたのか。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ