社会科を活性化し、授業に熱気をもたせるには、社会科を好きにすることが第一である。好きな子どもが増えれば、授業も自然に活性化し、子どもも熱中するようになり、力もつく。社会科を好きにするには、面白い教材で、学習の面白さ、楽しさを体験させることである。このためには、「材料七分に腕三分」といわれるように、よい教材(ネタ)を開発し、それを子どもの実態に合うようにかみくだき、再構成し、提示することである。しかし、子どもが面白いと感じる教材を開発することは、容易ではない。が、わたしなりにこれまで開発してきた教材や、その方法などをまとめて述べてみた。
「BOOKデータベース」より