山本淳子 著
『紫式部日記』の政治的意図を読み取り、作者の主張する"女房論""漢詩文素養論"の両面から作品が中関白家文化から道長家文化への文化潮流の転換を促していることを探る。さらに、作品成立事情からその本質を考える。王朝貴族社会という要素を基盤に『紫式部日記』の内部に切り込み、「女房紫式部」の姿に迫った渾身の書。
「BOOKデータベース」より
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