責任と判断

ハンナ・アレント 著 ; ジェローム・コーン 編 ; 中山元 訳

「歯車理論」や「小物理論」の虚偽を突き、第三帝国下の殺戮における個人の責任を問う「独裁体制のもとでの個人の責任」、アウシュヴィッツ後の倫理を検討し、その道徳論を詳らかにする講義録「道徳のいくつかの問題」など、ハンナ・アレント後期の未刊行論文集。ユダヤ人である自らの体験を通して全体主義を分析し、20世紀の道徳思想の伝統がいかに破壊されたかをたどる。一方、人間の責任の意味と判断の能力について考察し、考える能力の喪失により生まれる"凡庸な悪"を明らかにする。判断の基準が失われた現代こそ、アレントを読むときだ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ(ソニング賞受賞スピーチ) 一九七五年
  • 第1部 責任(独裁体制のもとでの個人の責任 一九六四年
  • 道徳哲学のいくつかの問題 一九六五‐六六年
  • アレントの『基本的な道徳命題』の異稿
  • 集団責任 一九六八年
  • 思考と道徳の問題-W.H.オーデンに捧げる 一九七一年)
  • 第2部 判断(リトルロックについて考える 一九五九年
  • 『神の代理人』-沈黙による罪? 一九六四年
  • 裁かれるアウシュヴィッツ 一九六六年
  • 身からでたさび 一九七五年)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 責任と判断
著作者等 Arendt, Hannah
Kohn, Jerome
中山 元
コーン ジェローム
アレント ハンナ
書名ヨミ セキニン ト ハンダン
書名別名 RESPONSIBILITY AND JUDGMENT

Sekinin to handan
シリーズ名 ちくま学芸文庫 ア7-4
出版元 筑摩書房
刊行年月 2016.8
ページ数 558p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09745-3
NCID BB21851572
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全国書誌番号
22781228
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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