論集・ドストエフスキーと現代

木下豊房, 安藤厚 編著

[目次]

  • 第1部 作品分析(『罪と罰』、隠された女神たち-ラスコーリニコフの下宿空間をめぐって
  • 『白痴』における笑い ほか)
  • 第2部 比較・対比研究(ドストエフスキイと村上春樹-現代日本における「物語」の運命をめぐって
  • ディケンズとドストエフスキー-『オリヴァー・トゥイスト』と『罪と罰』をめぐって ほか)
  • 第3部 バフチンの視点をめぐって(生成するテクスト-バフチンのふたつの『ドストエフスキー論』
  • ドストエフスキーにおける「声」と「顔」の主題を問題化するために ほか)
  • 第4部 精神分析・宗教的視点から(ドストエフスキーの読者について
  • ドストエフスキーの近代科学観-模倣の欲望と嗜癖的関係性 ほか)
  • 第5部 研究ノート(ドストエフスキーとユダヤ人問題・覚え書き
  • ドストエフスキーとダニレーフスキイ-クリミア戦争をめぐって ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 論集・ドストエフスキーと現代
著作者等 安藤 厚
木下 豊房
書名ヨミ ロンシュウ ドストエフスキー ト ゲンダイ : ケンキュウ ノ プリズム
書名別名 研究のプリズム
出版元 多賀
刊行年月 2001.2
ページ数 552, 4p
大きさ 22cm
ISBN 4811560213
NCID BA50989601
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全国書誌番号
20162370
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
B・C・ソロヴィヨフの「全一的知」とドストエフスキー 小林銀河
「大審問官」とプーシキン 郡伸哉
『おとなしい女』論 木下 豊房
『悪霊』に入らなかった一章 国松夏紀
『悪霊』の逆説 糸川紘一
『白痴』におけるムイシュキンとロゴージンの形象 高橋誠一郎
『白痴』における女性名詞単数造格語尾《-ИЮ/-ЬЮ》の使い分けについて 安藤 厚
『白痴』における笑い 上田洋子
『罪と罰』、隠された女神たち 芦川進一
もういちどドストエフスキー事始め 鈴木淳一
わが隣人ドストエフスキー 萩原俊治
ディケンズとドストエフスキー 及川陽子
ドストエフスキイとマネの『ニンフとサテュロス』 池田和彦
ドストエフスキイと村上春樹 井桁貞義
ドストエフスキイと神話 桜井厚二
ドストエフスキイの『悪霊』における語り手の「安全性」について 桜井厚二
ドストエフスキイの小説とうわさ話 野中春菜
ドストエフスキイ作品中の神とキリストの齟齬について 山口仁
ドストエフスキーとアンドレーエフ・比較試論 金沢美知子
ドストエフスキーとダニレーフスキイ 高橋誠一郎
ドストエフスキーとユダヤ人問題・覚え書き 中村健之介
ドストエフスキーと催眠術 越野剛
ドストエフスキーにおける<声>と<顔>の主題を問題化するために 番場俊
ドストエフスキーにおける依存型人間 中村健之介
ドストエフスキーの小説『おとなしい女』にみる時間意識 望月哲男
ドストエフスキーの文学における甘えの構造 清水孝純
ドストエフスキーの美術アカデミー展評 池田和彦
ドストエフスキーの読者について 萩原俊治
ドストエフスキーの近代科学観 萩原俊治
ドストエフスキーの長編小説で誰が主人公か 小田島太郎
ドストエフスキーの長編小説と『作家の日記』における「美」の用法 安藤 厚
ドストエフスキー文学におけるイメージと想念の多重性について 小田島太郎
ドストエフスキー研究とコンピュータ 安藤 厚
バフチン「ドストエフスキー論」の説得力 国松夏紀
バフチンのフロイト批判 萩原俊治
バフチンの視点をめぐって
パラドックスとポリフォニー 望月哲男
ポリフォニー小説の概念をめぐって 木下 豊房
ローセフのシンボル論とドストエフスキーの短編『おとなしい女』 ヴラヂーミル・ジダーノフ, 鈴木淳一
主人公と外面化の機能 郡伸哉
作品分析
比較・対比研究
生成するテクスト 杉里直人
研究ノート
精神分析・宗教的視点から
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