軍記と武士の世界

栃木孝惟 著

琵琶法師の語りで有名な軍記物『平家物語』などを通して、貴族から武士の時代への移行期の様相を再現。諸側面から考察した作品論を展開し、源義経、平重盛、建礼門院ら人物像から諸行無常の時代と死生観を読み解く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「軍語り」の魅力-語られる風景について
  • 説話に描かれた貴族社会の他者-武士・その二、三の側面
  • 軍記における家と個人-武士の「家」を中心として
  • 「武者の世の脇役たち」歴史の背反-藤原頼長
  • 『保元・平治物語』における女の状況-武将の妻妾と娘たち
  • 『平家物語』総説
  • 『平家物語』の主題と構想
  • 『平家物語』序章再読
  • 『平家物語』と説話
  • 『平家物語』における「物語」の位相-「鹿谷」の章段をめぐって
  • 日記と文学・王朝から中世へ-安元3年春夏『玉葉』から
  • 二つの生と死-重盛と重衝
  • 「木曽最期」を読む
  • 『平家物語』の人間像-源義経をめぐって
  • 『平家物語』の非合戦記的側面について-「横笛」の章段をめぐる解説
  • 建礼門院と安徳帝

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 軍記と武士の世界
著作者等 栃木 孝惟
書名ヨミ グンキ ト ブシ ノ セカイ
シリーズ名 平家物語
出版元 吉川弘文館
刊行年月 2001.3
ページ数 320p
大きさ 20cm
ISBN 4642077731
NCID BA5069764X
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
20160265
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想