漢字廃止の思想史

安田敏朗 著

漢字廃止・制限論と擁護論との対立が、さまざまな「応世」と偏狭頑迷な「伝世」の主張となって、激しい「思想戦」をいくたびも繰り返してきた。その逆説の構図をあぶり出す、日本語そのもののあり方を問い直し、これからの日本語を考えるために不可欠の基礎作業。文字に思想はあるのか。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 漢字廃止・制限論をどうとらえるか
  • 第2章 文明化の思想
  • 第3章 競争の思想-国際競争と産業合理化のなかで
  • 第4章 動員の思想-能率と精神のあいだ
  • 第5章 革命の思想-マルクス主義という「応世」
  • 第6章 草の根の思想-「昭和文字」の射程
  • 第7章 総力戦下の思想戦-標準漢字表をめぐる攻防
  • 第8章 それぞれの敗戦後

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漢字廃止の思想史
著作者等 安田 敏朗
書名ヨミ カンジ ハイシ ノ シソウシ
出版元 平凡社
刊行年月 2016.4
ページ数 549p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-582-83312-6
NCID BB21101517
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全国書誌番号
22804842
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言語 日本語
出版国 日本
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