抵抗する知性のための19講

徐京植 著

現代社会を「反知性主義」という怪物が跳梁跋扈している。若い読者への渾身の投壜通信。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 仮借ない告発 『ファン・ゴッホ書簡全集』全六巻
  • 私の書斎 エドワード・サイード『サイード音楽評論1・2』
  • 絶望の中身 プリーモ・レーヴィ『溺れるものと救われるもの』
  • いつになったら インゲ・ショル『白バラは散らず-ドイツの良心 ショル兄妹』
  • 「他者」を発見した人 ラス・カサス『インディアスの破壊についての簡潔な報告』
  • 「死」をめぐる驚きと覚醒 フィリップ・アリエス『死と歴史-西欧中世から現代へ』
  • 正義と自由 P・マルヴェッツィ、G・ピレッリ『イタリア抵抗運動の遺書(一九四三・九・八‐一九四五・四・二五)』ナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』
  • 白く輝く峰々 ナタリア・ギンズブルグ『ある家族の会話』/河島英昭『イタリア・ユダヤ人の風景』
  • 絶望のような姿の「希望」 魯迅「忘却のための記念」/中野重治「ある側面」
  • 頑固な人文主義者 エドワード・サイード『知識人とは何か』
  • きみの沈黙によって イブラヒーム・スース『ユダヤ人の友への手紙』
  • 冷徹な楽観主義者 ヨハン・ホイジンガ『中世の秋』
  • 天才のもつ謙虚さ ケネス・クラーク『絵画の見かた』
  • ある教養人の退場 加藤周一『羊の歌』『続羊の歌』
  • 旅する歓び モンテーニュ『モンテーニュ旅日記』
  • 焼けつく欲求 ジョージ・オーウェル『パリ・ロンドン放浪記』
  • フランス万歳! マルク・ブロック『奇妙な敗北-一九四〇年の証言』
  • 凄絶な詩魂 金学鉉『荒野に呼ぶ声-恨と抵抗に生きる韓国詩人群像』
  • 滅びゆく大自然が暗喩するもの ニコライ・A・バイコフ『偉大なる王』

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 抵抗する知性のための19講
著作者等 徐 京植
書名ヨミ テイコウ スル チセイ ノ タメ ノ ジュウキュウコウ : ワタクシ オ ササエタ コテン
書名別名 私を支えた古典
出版元 晃洋書房
刊行年月 2016.4
ページ数 161p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7710-2749-7
NCID BB21204702
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全国書誌番号
22743900
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言語 日本語
出版国 日本
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