入門国境学

岩下明裕 著

北方領土、尖閣諸島、竹島という日本が抱える三つの「領土問題」。その解決のヒントになるのが国境学・境界研究(ボーダースタディーズ)である。欧州を揺るがす移民問題、国境防衛にとどまらないサイバー時代の安全保障、境界地域の経済振興など、国境学の応用範囲は幅広い。四千キロに及ぶ中露国境の踏破、北方領土問題への提言など最前線で活動してきた著者が、欧米の動向や自身の実践を踏まえて解説する入門書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • はしがき 「日本の領土」、何が間違っているのか
  • 序章 世界の境界・国境を比較する
  • 第1章 境界の現場を歩く
  • 第2章 ボーダースタディーズとは何か
  • 第3章 国境・誰がこの線を引いたのか
  • 第4章 領土問題の構築を解体する
  • 第5章 透過性と分断から地域を考える
  • 第6章 国際関係をボーダーから読み換える
  • 第7章 日本の境界地域をデザインする
  • 終章 国境のなかに光を見る
  • 補論 新しい人文・社会系の学問をいかに創造するか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 入門国境学
著作者等 岩下 明裕
書名ヨミ ニュウモン コッキョウガク : リョウド シュケン イデオロギー
書名別名 領土、主権、イデオロギー
シリーズ名 中公新書 2366
出版元 中央公論新社
刊行年月 2016.3
ページ数 244p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102366-7
NCID BB20923408
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全国書誌番号
22734724
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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