未完の中国

加々美光行 著

文革・天安門事件・少数民族問題…超大国化する隣国の過ぎ去らぬ惨劇を見据えて、見えてきた現実。著者三〇年にわたる現代中国論のエッセンス。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 高度化する近代化と行方を失った政治民主化
  • 第1章 過ぎ去らぬ過去-文化大革命(三つの世代を越えて見えて来るもの-紅衛兵世代、天安門世代、ポスト天安門世代にとっての文革
  • 中国文化大革命の歴史的意味を問う)
  • 第2章 直視されない挫折-天安門事件(何が挫折したのか-中国・政治改革論者の提起したもの
  • 「自己喪失」の彼方に-中国・改革派知識人の苦闘
  • 天安門の渦潮-大潮流への遙かなる航行
  • 自己回復の道を求めて-政治的無関心と革新)
  • 第3章 民族と自治-中国の周縁から(内蒙古モンゴル人の咆哮-文化人類学者ナリビリカが提起する「記憶の共同体」)
  • 終章 文革終焉時の時間と現代の時間

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 未完の中国
著作者等 加々美 光行
書名ヨミ ミカン ノ チュウゴク : カダイ ト シテ ノ ミンシュカ
書名別名 課題としての民主化
出版元 岩波書店
刊行年月 2016.3
ページ数 276p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-00-024879-2
NCID BB20925786
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全国書誌番号
22741681
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言語 日本語
出版国 日本
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