「思いやり」という暴力

中島義道 著

教師が語りかけても沈黙を続ける学生たち。街には無意味な放送や看板が氾濫する。なぜ私たちは正面から向き合う「対話」を避けるのか?無意味で暴力的な言葉の氾濫に耐えているのか?著者は、日本的な優しさこそが「対話」を妨げていると指摘。誰も傷つけずに語ることの虚しさを訴える。風通しのよい社会を願い日本人の精神風土の深層に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 沈黙する学生の群れ
  • 第2章 アアセヨ・コウセヨという言葉の氾濫
  • 第3章 "対話"とは何か
  • 第4章 「思いやり」と"対話"
  • 第5章 「思いやり」とエゴイズム
  • 第6章 "対話"のない社会・"対話"のある社会

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 「思いやり」という暴力
著作者等 中島 義道
書名ヨミ オモイヤリ ト イウ ボウリョク : テツガク ノ ナイ シャカイ オ ツクル モノ
書名別名 哲学のない社会をつくるもの
シリーズ名 PHP文庫 な69-3
出版元 PHP研究所
刊行年月 2016.2
ページ数 233p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-569-76540-2
NCID BB20761408
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全国書誌番号
22688914
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言語 日本語
出版国 日本
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