民主主義を単なる政治のやり方だと思うのは、まちがいである。民主主義の根本は、みんなの心の中にある-一九四八年〜五三年に中学・高校用社会科教科書として使われた『民主主義』は、民主主義とは何か、選挙権の意義、多数決の功罪など幅広い内容を、当時の一流の学者陣がやさしく格調高い文章で解説。民主主義に最も真剣に向き合った時代の日本人の熱い志に溢れ、戦後社会の大きな転機を迎えた今、ますます輝きを放つ。この知る人ぞ知る名著から重要な部分を厳選した、中学・高校生から大人まで必読の一冊。
「BOOKデータベース」より