家族幻想

杉山春 著

現在、「ひきこもり」と呼ばれる人々の数は、およそ七〇万人、親や社会の価値観でみずからを束縛した挙句、羞恥心と屈辱にまみれざるをえなかった彼・彼女たち。ひとたび密室に閉じこもれば、家庭は激しい暴力に満ちた世界へと一変することも…。現代を支配する息苦しさの象徴である「ひきこもり」を長年にわたった取材し、絶望の底で現代の辛苦に寄り添ってきた著者が、"家族の絆"という神話に巨大な疑問符をつきつける。閉ざされた内奥に目を凝らし、現代の希望を探しもとめる圧倒的なノンフィクション。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ひきこもり七〇万人の時代-閉じてゆく核家族
  • 第2章 家族という幻想-近代日本のイエ制度
  • 第3章 私の中のひきこもり-内在的に問う
  • 第4章 家族の絆という神話-価値を継承する装置
  • 第5章 親たちの苦悩-親を降りられない父と母
  • 第6章 見えないイエ制度-自己卑下という地獄
  • 第7章 ひきこもりの女性たち-家族が解体されるとき
  • 終章 家族をひらく-自分の場所を社会につくる

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 家族幻想
著作者等 杉山 春
書名ヨミ カゾク ゲンソウ : ヒキコモリ カラ トウ
書名別名 「ひきこもり」から問う
シリーズ名 ちくま新書 1163
出版元 筑摩書房
刊行年月 2016.1
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06869-9
NCID BB2033303X
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全国書誌番号
22735532
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言語 日本語
出版国 日本
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