通解方丈記

塚本哲三 著

[目次]

  • 目次
  • 解題
  • 一 方丈記の異本 / 7
  • 二 流布本の真偽 / 8
  • 三 作者長明の伝 / 16
  • 四 方丈記の内容 / 20
  • 五 方丈記の文章 / 21
  • 六 方丈記の註書 / 23
  • 行く川の流
  • 行く川のながれは絶えずして / 1
  • 玉敷の都の中に / 5
  • 知らず、生れ死ぬる人 / 9
  • およそ物の心を知れりしよりこのかた / 13
  • 安元の大火
  • いにし安元三年四月二十八日かとよ / 15
  • 吹き迷ふ風に / 21
  • 或は煙にむせびてたふれ伏し / 24
  • このたび公卿の家十六焼けたり / 26
  • 人のいとなみ、皆愚かなるなかに / 27
  • 治承の辻風
  • また治承四年卯月二十九日の頃 / 28
  • 家の損亡せるのみならず / 33
  • 都うつり
  • 又おなじ年の水無月の頃 / 35
  • されど、とかくいふかひなくて / 38
  • 軒を争ひし人のすまひ / 41
  • その時、おのづから事の便ありて / 44
  • 日々にこぼちて / 48
  • これは世の乱るゝ瑞相とか / 53
  • ほのかに伝へ聞くに / 56
  • 養和の飢饉
  • 又養和のころかとよ / 59
  • これによりて、国々の民 / 62
  • 京のならひ、何わざにつけても / 63
  • さきの年かくの如く、辛くして暮れぬ / 66
  • かくわびしれたるものども / 70
  • あやしき賤山がつも / 73
  • 又いとあはれなること侍りき / 77
  • 仁和寺に、隆暁法印といふ人 / 80
  • 近くは崇徳院の御位のとき / 84
  • 元暦の大地震
  • また元暦二年のころ / 86
  • 況や都の辺には / 89
  • その中に、ある武士のひとり子の / 91
  • かくおびたゞしくふる事は / 93
  • 四大種の中に / 95
  • 世のありにくきこと
  • すべて世のありにくきこと / 98
  • もしおのづから / 100
  • もし貧しくて / 103
  • もし狭き地に居れば / 105
  • 勢ある者は貪欲深く / 106
  • 出家
  • 我が身、父方の祖母の家を伝へて / 110
  • 之をありしすまひになずらふるに / 112
  • すべてあらぬ世を念じ過しつゝ / 114
  • 末葉のやどり
  • こゝに六十の露消えがたに及びて / 117
  • とかくいふ程に / 119
  • 日野山の閑居
  • いま日野山の奥に跡をかくして後 / 123
  • 傍に、箏、琵琶、おの[オノ]一張をたつ / 128
  • その所のさまをいはば / 131
  • 春は藤波を見る / 133
  • もし念仏ものうく / 136
  • もし跡の白波に身をよする朝には / 137
  • また麓に一つの柴の庵あり / 142
  • 或はつばなを抜き / 144
  • あゆみ煩ひなく / 146
  • もし夜静かなれば / 149
  • 閑居の気味
  • おほかた此の所に住み初めし時は / 152
  • ほど狭しといへども / 155
  • すべて世の人の住家をつくるならひ / 157
  • それ人の友たる者は / 159
  • 若しなすべきことあれば / 163
  • 今一身を分ちて、二つの用をなす / 164
  • 衣食のたぐひ、またおなじ / 167
  • おほかた世を遁れ、身を捨てしより / 169
  • それ三界はたゞ心一つなり / 171
  • もし人のこのいへることを疑はゞ / 174
  • 一期の月影
  • そも[ソモ]一期の月影傾きて / 175
  • しづかなる暁、この理を思ひつゞけて / 177
  • 異本方丈記 / 183
  • 索引 / 193

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 通解方丈記
著作者等 塚本 哲三
書名ヨミ ツウカイ ホウジョウキ
出版元 有朋堂
刊行年月 1952
版表示 新訂 10版
ページ数 206p
大きさ 19cm
NCID BN15293757
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全国書誌番号
53000762
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言語 日本語
出版国 日本
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