吉川幸次郎全集  第15巻

吉川幸次郎著

[目次]

• 元曲酷寒亭-鄭孔目風雪酷寒亭- / 3
• はしがき / 3
• 楔子 / 12
• 第一折 / 43
• 第二折 / 72
• 第三折 / 94
• 第四折 / 137
• あとがき / 164
• 元雑劇の文学 / 169
• 「漢宮秋雑劇」の文学性 / 187
• 元曲選 / 227
• 元文類 / 229
• 元詩選 / 230
• 虞集 / 231
• 元の諸帝の文学-元史叢説の一- / 232
• 一 はしがき / 232
• 二 真金 仁宗 英宗 / 236
• 三 文宗(上) / 246
• 四 文宗(下) / 261
• 五 順帝とその太子 / 276
• 六 むすび / 293
• 「元の諸帝の文学」終章初稿 / 304
• 奎章閣学士院 / 314
• 新刊全相成斎孝経直解跋 代 / 315
• 附 訳文 / 317
• 貫酸斎「孝経直解」の前後-金元明の口語の経解について- / 319
• 「元典章」に見えた漢文吏牘の文体 / 333
• 元明詩概説 / 364
• 序章
• 第一節 元以後の詩の性質 / 364
• 第二節 元以後の文学における詩の地位 この書物の意義 / 369
• 第一章 十三世紀前半 金の亡国による抵抗の詩
• 第一節 蒙古の暴風 / 373
• 第二節 元好問以前十二世紀の金詩 中州集 / 379
• 第三節 元好問 / 384
• 第四節 耶律楚材 / 399
• 第二章 十三世紀後半 南宋の亡国による抵抗の詩
• 第一節 南宋の亡国 / 401
• 第二節 文天祥 / 404
• 第三節 その他の抵抗詩人 汪元量 謝翺 林景熙 鄭思肖 謝枋得 / 416
• 第四節 市民の詩 / 423
• 第五節 劉因 / 428
• 第三章 十四世紀前半 元詩の成熟
• 第一節 序説 二つの成熟 / 433
• 第二節 楊維楨 南方市民文学の指導者 / 434
• 第三節 文人の発生 倪瓚 顧瑛 高明 / 441
• 第四節 ペキンの詩人たち 趙孟頫 袁桷 虞集など / 446
• 第五節 非漢族による漢詩 薩都刺 / 454
• 第四章 十四世紀後半 明の初期
• 第一節 明帝国の創業 / 458
• 第二節 高啓 / 461
• 第三節 呉中四傑 袁凱 / 468
• 第四節 劉基 / 470
• 第五節 唐詩品彙 / 473
• 第五章 十五世紀 明の中期の一 空虚と復活
• 第一節 世紀前半の空虚 / 475
• 第二節 沈周 / 477
• 第三節 沈周の弟子たち 祝允明 唐寅 文微明 / 480
• 第四節 李東陽 / 487
• 第六章 十六世紀 明の中期の二 古文辞の時代
• 第一節 古文辞 / 492
• 第二節 李夢陽 / 494
• 第三節 何景明 徐禎卿 康海 王守仁 / 503
• 第四節 李攀竜 / 511
• 第五節 王世貞 / 518
• 第六節 「古文辞」の功罪 / 525
• 第七章 十七世紀前半 明の末期
• 第一節 市民の詩の飽和 / 531
• 第二節 公安派 / 534
• 第三節 竟陵派 / 539
• 第四節 清詩への過程 / 541
• 元明詩 年表 / 544
• 地図 / 554
• 「元明詩概説」について / 555
• 「元明詩概説」正誤 / 559
• 「元明詩概説」補注 / 561
• 沈石田-市民的教養人の系譜- / 562
• 沈周 / 613
• 李夢陽の一側面-「古文辞」の庶民性- / 614
• 「明代芸術家集彙刊」 / 634
• 自跋 / 639

「国立国会図書館デジタルコレクション」より