老化という生存戦略

近藤祥司 著

「老化」は、なぜ進化の過程で除去されてこなかったのだろうか。病気を進化的視点から取り上げるダーウィン医学と老化医学の融合をはかり、進化のかげで人類が受け入れた、老化という「トレードオフ」の可能性をさぐる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 老化先進国日本の直面する老化の多様性
  • 臓器老化-正常の欠乏か、異常の蓄積か
  • 人類進化上、最大のイベント-2足歩行
  • ヒトは細胞とともに老化する
  • 酸化ストレス仮説からみえてきたミトコンドリアの正体
  • 細胞老化は必要悪か
  • 細胞周期老化仮説
  • 退化した再生力と再生医療
  • 慢性炎症-免疫のトレードオフ
  • カロリー制限仮説
  • 飢餓の記憶と現代の飽食-かつての生存戦略に長寿をまなぶ
  • 老化のペースメーカー
  • 加齢性疾患(生活習慣病)と老化-発症は進化とのトレードオフ?
  • これからの老化学

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 老化という生存戦略
著作者等 近藤 祥司
書名ヨミ ロウカ ト イウ セイゾン センリャク : シンカ ニ オケル トレード オフ
書名別名 進化におけるトレードオフ
シリーズ名 シリーズ進化生物学の新潮流
日評ベーシック・シリーズ
出版元 日本評論社
刊行年月 2015.7
ページ数 222p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-535-80654-2
NCID BB19299885
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全国書誌番号
22624384
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言語 日本語
出版国 日本
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