岸本寛史 著
バウムテストとは「実のなる木の絵」を描いてもらうという簡単な方法であるが、心理テストに留まらない奥行きと広がりをもつ。描きながら語りが誘発されたり、外見からは思いもよらないもう一つの姿が垣間見えてハッとさせられるなど、多彩な可能性を秘めている。しかし、治療的媒体としてバウムテストの真価を引き出すためには、逆説的だがバウムテストのテスト的側面に精通することが不可欠である。本書では、治療的側面とテスト的側面を融合させた総合的方法論としてのバウムテストについて論じる。
「BOOKデータベース」より
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