iPS細胞

黒木登志夫 著

2006年、山中伸弥は、たった4種類の遺伝子によって大人の細胞が、未分化の細胞に初期化することを発見した。それから8年余、iPS細胞は、脳や肝臓、そして、アルツハイマー病の細胞をシャーレの中に再現した。難病の治療薬開発、黄斑変性、パーキンソン病、骨髄損傷などの再生医療も現実となった。不遇時代、山中伸弥を力づけた『がん遺伝子の発見』(中公新書)の著者が、iPS細胞の生い立ちとその応用に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 からだのルーツ、幹細胞
  • 第2章 iPS細胞に至るルート
  • 第3章 iPS細胞をめぐる5W1H
  • 第4章 ノーベル賞受賞
  • 第5章 iPS細胞以後の幹細胞
  • 第6章 幹細胞とがん細胞
  • 第7章 シャーレのなかに組織を作る
  • 第8章 シャーレのなかに病気を作る
  • 第9章 幹細胞で病気を治す
  • 第10章 疑惑の幹細胞研究

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 iPS細胞
著作者等 黒木 登志夫
書名ヨミ アイピーエス サイボウ : フカノウ オ カノウ ニ シタ サイボウ
書名別名 不可能を可能にした細胞
シリーズ名 中公新書 2314
出版元 中央公論新社
刊行年月 2015.4
ページ数 278p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102314-8
NCID BB18489863
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全国書誌番号
22565273
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言語 日本語
出版国 日本
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