シャルリ・エブド事件を考える

鹿島茂, 関口涼子, 堀茂樹 編著

イスラーム、国家、ライシテ、LGBT、ヘイトスピーチ…表現の自由にとどまらぬ争点を浮上させた、パリの風刺週刊紙襲撃テロ事件。「フランスの9・11」ともいわれる事件を30名におよぶ識者が緊急レポート!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 鼎談 シャルリ・エブド事件は「フランスの9・11」か?
  • 1 わたしはシャルリ、なのか?(表現は誰のものか
  • ウエルベックの涙
  • たった3秒のラップ-ル・クレジオの言葉とともに考える ほか)
  • 2 なぜすべてはゆるされるのか?(ライシテの再強化が道を踏み外さないように
  • 政治的装置としての風刺画
  • 諷刺画と自由の歴史 ほか)
  • 3 どのように、テロとたたかうのか?(自由な共生のための自由のリミット
  • すべてを言う権利-デリダならどう言ったか
  • 実名を隠しながらも、あきらめない。 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 シャルリ・エブド事件を考える
著作者等 堀 茂樹
関口 涼子
鹿島 茂
書名ヨミ シャルリ エブド ジケン オ カンガエル
書名別名 Penser l'affaire Charlie Hebdo
出版元 白水社
刊行年月 2015.3
ページ数 133p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-560-08430-4
NCID BB18398757
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全国書誌番号
22559268
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
「アラブの春」からシャルリ・エブド事件に至る道 私市正年
すべてを言う権利 藤本一勇
たった3秒のラップ 陣野俊史
どこにでもいる人 清岡智比古
ウエルベックの涙 野崎歓
シャルリとは誰か にむらじゅんこ
シャルリなのはシャルリだけ エチエンヌ・バラール, 新島進
シャルリ・エブド事件は「フランスの9・11」か? 前篇 伊達聖伸, 堀茂樹, 尾原宏之, 鹿島 茂
シャルリ・エブド事件は「フランスの9・11」か? 後篇 伊達聖伸, 堀茂樹, 尾原宏之, 鹿島 茂
テロ事件で浮かびあがったフランスの国のかたち 山口昌子
フランスの1・11は9・11後を反復しない 三浦信孝
マンガの国がプロテストするとき カリン・西村=プペ, 笠間直穂子
ライシテの再強化が道を踏み外さないように 伊達聖伸
一人の日本人ムスリムにとってのシャルリ襲撃 山下泰幸
三つの指輪 宮下志朗
共和国の踏み絵 澤田直
問題は宗教か? 髙山裕二
実名を隠しながらも、あきらめない。 港千尋
寛容と共和国 宮代康丈
憧れるフランス、憎むフランス 酒井啓子
政治的装置としての風刺画 小倉孝誠
病めるフランス共和国 飛幡祐規
私もシャルリじゃなきゃダメかしら 師岡カリーマ・エルサムニー
自由な共生のための自由のリミット 堀茂樹
自由をめぐる二つの公準 池内恵
自由主義社会と異文化とユマニスム 矢田部厚彦
自由社会にとっての試金石 川出良枝
表現は誰のものか 関口 涼子
誰がテロリストと呼ばれるのか 四方田犬彦
諷刺画と自由の歴史 野村正人
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