東大ハチ公物語

一ノ瀬正樹, 正木春彦 編

本書は、東京大学農学部弥生キャンパスに、ハチ没後「ハチ十年」を記念して建てられた「ハチ公と上野博士像」(東大ハチ公像)と連携しつつ、東大とハチの関係を論じ、ハチ公物語に象徴される、人と犬のつながりについての、アカデミックな表象の広がりを展開する書物である。哲学、動物学、遺体科学、社会学、農地環境工学など、多様な視点から、新たなハチ公物語が紡ぎ出される。人間にもっとも身近な動物、犬、とのふれあい物語が、学問のなかでどのように昇華され、描出されていくのか。必ずしもたんなる感動物語の再生産ではない、実証と内省と陰影交わる襞のごとき、複層的な色合いが浮かび上がってくるだろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • プロローグ 「東大ハチ公物語」のシンボリズム(新しい表象空間へ
  • 歴史の物語論
  • 東大とハチ ほか)
  • 第1話 「ハチ」そして「犬との暮らし」をめぐる哲学断章(犬の死
  • ハチがもたらすもの
  • 人間的な問い ほか)
  • 第2話 誇り高き秋田犬と飼い主の関係性(秋田県の特徴
  • 秋田県関連団体の活動
  • 秋田犬の性格 ほか)
  • 第3話 ハチの死因とイヌの病気の変遷(ハチの死因
  • イヌの病気の変遷
  • 伝染するがん ほか)
  • 第4話 学を喰うイヌ(命の化け物
  • 野生原種に探るイヌの素因
  • オオカミのコミュニケーション ほか)
  • 第5話 上野英三郎博士と愛犬ハチ(上野博士と農業土木ガク
  • 日本の気候と水田
  • 水田の構造と灌漑排水 ほか)
  • エピローグ 人と犬のつながり

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東大ハチ公物語
著作者等 一ノ瀬 正樹
中山 裕之
塩沢 昌
新島 典子
松井 圭太
林 良博
桑原 敏武
正木 春彦
溝口 元
遠藤 秀紀
長谷川 寿一
書名ヨミ トウダイ ハチコウ モノガタリ : ウエノ ハカセ ト ハチ ソシテ ヒト ト イヌ ノ ツナガリ
書名別名 Narratives of Hachi,Professor Ueno and the University of Tokyo

Narratives of Hachi,Professor Ueno and the University of Tokyo : 上野博士とハチ、そして人と犬のつながり

Todai hachiko monogatari
出版元 東京大学出版会
刊行年月 2015.3
ページ数 230,6p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-13-066162-1
NCID BB18308710
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全国書誌番号
22549287
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言語 日本語
出版国 日本

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